19世紀から20世紀初頭にかけて、アイルランドのウィスキー(アイリッシュウィスキー)はダブリンを中心地として隆盛を誇り巨大化しました。そのダブリンウィスキー発展の契機になったのが、この「ジェムソン」の世界的人気だったと言われます。
その人気は凄まじく、当時のジェムソンの年間生産量は、同時期のスコットランドのモルトウィスキー蒸留所が数十の束になっても敵わないくらい一世を風靡したそうです。
その後、アイルランドの独立運動やアメリカの禁酒法による停滞期を乗り越えて、ジェムソンは今でもアイリッシュウィスキーの代表格です。
独特のなめらかな口当たり、香りはクセが少なく、どんな飲み方でも楽しめます。これからの寒い季節には温かいコーヒーと合わせた「アイリッシュコーヒー」もいいですね。
南青山、骨董通りの地下でお待ちしております。